株式会社清和


株式会社清和
業務部 チームリーダー
柴田 直樹 氏

画面に関しては非常に見やすい画面になったと思います。カスタマイズも行いましたが、操作・使い勝手は非常に良くなっています。現システムを構築する上で、当初想定していたものは、ほぼ実現することができたので、今回のシステムでは、販売・生産・勘定系を統合し、販売システムとWEBの連携が行えました。その結果、目指していた顧客サービスの強化が実現しました。
製造の原価計算につきましても、今まではシステムで管理していなかったので、別に計算をおこなっていましたが、今回の生産システムで原価計算を行えるようにできました。それをベースに会社として数字の把握がスムーズにおこなえるようになりました。これは、連携したことによるシステム化の効果だと思います。
次期システムでは、当社をご存知でないお客様の取込みをおこなえるWEB連携ともっと短期間で月々の数字を確定したり、原価管理をより徹底できる体制を取るためのシステム改善に取り組んで行く予定です。

(チームリーダー 柴田 直樹氏)
会社概要
■本社所在地
 福岡市南区大楠1丁目22-22
■主要製品
 ギフトパッケージ・ラッピング紙や包装用小物・POP用品の企画・製造・販売。
■URL
  http://www.seiwa-p.co.jp/
1955年に和洋紙販売業として創業して以来、紙茶袋を皮切りに日本茶関連の包装資材に特化し成長してきた。現在では時代の流れに対応して、蓄積してきたノウハウを活用し包装資材の総合メーカーとしてギフトパッケージからPOP用品までの企画・製造・販売を展開し確固たる基盤を築いている。 あらゆる販売業者向けに袋からギフトパッケージ・ラッピング紙や包装用小物まで約5,000点の自社ブランド商品を常時在庫し、ホームページ・電話・FAXを通して通信販売を行っている。

株式会社清和 本社
システム化の経緯
同社では1970年代に旧バローズのメインフレームを導入して以来、情報化には積極的に取り組んできた。当初は汎用機を使った グリーンスクリーン画面を使用しており、早くから福岡・静岡の拠点間はオンライン化していた。その後、汎用機からオープンDB サーバーへと移行し、オープン言語のパッケージをカスタマイズして基幹システムを運用した。
各業務でのシステムは稼動していたが、販売系、生産系、勘定系は独立しており、データ連携はできていなかった。
今回のシステムでは、販売系、生産系、勘定系の統合と、WEBと基幹システムとの連携により顧客への情報の受発信の強化を図ることを目的としていた。この2点を解決できる方法を開発パートナーとして検討していた4社から提案を受け、要望を理解した提案力と技術力、アウトソーシングの要請に対応できる提案が一番充実していた1社にシステム開発を依頼した。その提案の中で開発ツールとしてDelphi/400を使用することが決まった。
稼働環境は、グループ親会社である 株式会社高速(本社:宮城県仙台市)
のIBMi(AS/400)・LPAR区画で稼動している。
BEFORE(システム導入前)
■基幹システム
  基幹システムは存在していたがDBはIBMi(AS/400)ではなかった。受注と販売のシステムは連携していたが、その他の業務は独立していた。
■顧客サービス
  顧客サービスとしてWEBでの在庫照会機能を提供していた。公開のタイミングはリアルタイムでなく夜間バッチ処理で在庫データを更新していた。また、在庫照会機能以外は連携が出来ておらず、新商品の紹介だけであった。顧客からの注文はメールで受信していたが、システムと連動していなかったのでリアルタイムな処理が出来ず、顧客情報の提供もできていなかった。
AFTER(システム導入後)
IBMi(AS/400)での管理・運用に変更した。
■基幹システム連携
  販売生産管理(TPAS)を基幹システムとして使用している。  導入して大幅に変わったのは、基幹システムだけでなく、勘定系の会計や、その他の業務と連携が取れるようになった。二重入力はなくなり、そこで起こる不確実性の問題が解決され、いろんな面でスピードアップすることができるようになった。
■顧客サービス強化
  以前のシステムでは夜間バッチでデータ更新した在庫情報の公開までであったが、今システムからはWEBと生産販売管理(TPAS)の相互データを15分間隔で連動させ、ほぼリアルタイムに近い情報提供になった。マイホームページを通してお客様の注文受信から休日の自動出荷や問合せ(要望)だけではなく、過去2年分の購入履歴の顧客情報や商品情報の発信ができるようになり、顧客サービスという視点では、前のシステムとはガラリと変わってきた。


システム化の効果
今まで独立したシステムだったが、各システム間の連携が取れた事により処理にかかっていた時間は短縮した。また、販売と生産が連携したことにより、販売システムで新しく追加登録した商品マスタの情報を、生産システムですぐに活用することができ、商品マスタの一元管理が可能となった。販売業務に関しては、処理時間の短縮ができた。生産業務では、今まで管理していなかった原価計算の部分で入力ボリュームは増えたが、原価管理がシステム化できた。 WEBシステムの利用率は、当初2〜3%だったのが、今は全受注の10%を越える割合になってきた。WEBシステム稼動当初は、1000件程度だったお客様のマイホームページの登録ユーザー数も、徐々に広まり今では2倍以上の約2500件のお客様に登録して頂いている。


TPAS:受注画面



TPAS:商品マスタ画面



HP:ログイン後の得意先画面



HP:得意先購入履歴画面



HP:在庫情報画面
開発環境
Tool :Delphi/400 Version6
   VB Report
DB Server :IBM IBMi(AS/400) Model 520     DB Server :  DB2 400
開発工数 :約 40人月
対象業務 :販売・生産管理システム
開発会社 :株式会社日本ビジネスコンピューター (www.jbcc.co.jp)