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2008_migaro_techreport_001   120 / 136

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118 7.VB-Report Ver3.0での 効率的なExcelフォーマット VB-Report Ver3.0 を使用して、 帳票・Excel の出力をしています。 パフォーマンスを見直すにはどうしたらよ いでしょうか? VB-Report Ver3.0 でExcel を扱 う場合、出力パフォーマンスには フォーマットとなるExcel 自体が大きく 影響する。  以下の点をふまえてフォーマットを作成 Q. A. すると、同じDelphi プログラムからの Excel 出力も効率よく行うことができる。 @ Cell の属性や設定は、フォーマット側 で事前に設定する。 A フォーマット内の情報を少なくする。   Cell 数、書式、属性、結合、罫線、網 掛等 B 可能であれば、固定(A1 参照や座標) 形式で指定する。 ※ 変数指定の場合、変数の位置検索が行わ れる。そのため、通常の固定指定よりも パフォーマンスが落ちる。 C 位置指定で変数を使用する場合、変数の 位置検索にあわせて先頭行(あるいは前 処理でのCell)から、小さい行、小さ い列の順に処理を行う。【図6】  特にAについては、Excel で帳票フォー マットを作る際に、レイアウトを細かく設 定するために、必要以上に細かくCell を 分割していることが多く、これらのCell 情報が多ければそのぶん、処理に時間がか かってしまう。 図6 VB-Report Ver3.0での位置検索順