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2009_migaro_techreport_001   74 / 80

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72  上記のように、レポート機能を利用す ることによって、図19 のようなプロジェ クトの状況を把握できるレポートを自由 に作成することができる。加えて、レポー トはブラウザで確認することができる。 【図19】  また、レポート機能以外にも、MKS Integrity にはシステム開発の幅を広げ、 品質を向上させるためのさまざまな機能 が多数あるので、ぜひ活用していただき たい。 5.最後に  以上が、MKS Integrity とMKS Source を利用した場合の、システム開発のメ リットと簡単な機能の紹介である。  ポイントとしては、MKS Integrity では、開発工程をワークフローとして設 定し、要求をアイテムとして登録する。  アイテムごとに開発の予定を設定し、 実績を登録することによって、開発の管 理者はそれぞれの要求(アイテム)がど ういった計画でどういった状況であるか をリアルタイムに確認することができ る。また、MKS Integrity に登録した 情報は変更不可能な情報として蓄積され ていくので、すべての履歴情報を確認す ることもできる。内部統制に対応した ツールといえる。  さらに、アイテム(MKS Integrity の機能)とプログラムソースの作成・変 更情報(MKS Source の機能)を関連 付けることができるため、どの要求(ア イテム)に対してソースを作成(変更) したのかを管理・確認することもできる。  このようにMKS Integrity は、煩雑 になりやすいシステムの開発を高品質な システム開発にしていくためのツールで ある。今回紹介した特長や機能以外にも 数多くのさまざまな機能を持っている MKS Integrity の有効な機能を活かし、 より質の高いシステム開発を今後も目指 していきたい。 M