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14 なっている。 最も重要な課題であったコスト削減に ついては、デザイン帳票である納品書の 全てがA4 用紙のレーザープリンタで出 力できたことにより大きな成果を上げ た。 業務面では、連票の切り離し、複写の 分解、ドットプリンタへの帳票の設置や 入れ替えというデザイン帳票独自の作業 がなくなり業務効率を上げることができ た。 また納品書の見た目として、取引先か ら見やすくなったという声もいただいて いる。 機能面としては、スプール中の伝票内 容を確認でき、伝票単位に出力を制御で きるところが5250 にはなかった機能で 使い勝手の向上が評価された。 開発面では、台紙がExcel というこ とでリリース後の細かな調整に対して非 常に柔軟に対応できたこと。また、納品 書のみでなく他の帳票への適用を想定し て拡張性を与えて構成したこともあり、 納品書以降の帳票のリプレースが各デザ イン伝票単位で2 週間程度で完成できた ことは評価できる内容であった。 今 後 5250 の画面や印刷物では表現できな かったものを、Delphi/400 では実現で きる。この表現力を使って現行の5250 のデータの照会画面やデータ出力のシス テムをリプレースできれば、とても有意 義なシステムになると考える。今回は対 応を行わなかった帳票に加え、照会画面 のリプレースが進行中である。 今後もユーザーの要望に応えつつ、さ らなる利便性の向上や業務効率化のでき るシステム開発に取り組んでいきたいと 考えている。 M |