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migaro_tech2012   36 / 100

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34 れていると思うんです。それは、オープ ン系の言語/ツールとRPG が交わらな いからですが、Delphi/400 はオープン 系ツールでありながらそういう懸念が全 く不要です。先ほど吉原さんが触れたよ うに、分業が可能だからです。なので、 RPG 技術者にとってDelphi/400 は、 オープン系とRPG を橋渡しする魅力的 なツールになるではないかと思います。 尾崎 RPG は、ロジックが書けるよう になるまで習得に少し時間がかかります が、Delphi/400 は簡単なことならすぐ に開発できます。初めてのお客様には、 「まず勇気を持ってDelphi/400 に触っ てみてください」と申し上げたいですね。 そのうちに、Delphi/400 の奥深いとこ ろも見えてくるかと思います。 Business4Mobile と JC/400 の魅力 松尾 Delphi/400 だけでなく、JC/400 の魅力も言わせてください(笑)。 ― 失礼しました(笑)。どうぞ。 松尾 JC/400 は、RPG 技術者の視点で いうと、RPG でWeb システムを作れる 気持ちにさせてくれるツールです。わず か4 ステップだけで、非常に簡単に Web システムを開発できるのですが、 それだけでなく、画面を細かく作り込め るなど、凝ったことも可能です。RPG だけでWeb システムを構築できる点は、 他のツールにない魅力じゃないかと思い ます。 吉原 私は、Business4Mobile に触れ たいですね。昨年からスマートデバイス の業務活用が大きな話題になっています が、実際に業務システムで使っていると ころは、まだそれほど多くないと思いま す。Business4Mobile は開発ツールで はなく、参照ツールの位置づけです。デ バイスを選ばず、どのスマートデバイス にも対応します。そして、導入してすぐ に使えます。そこが魅力ですね。スマー トデバイスで社内DB を活用する第一弾 のツールになるかと思います。 お問い合わせと サポートに対する姿勢 ― お客様からのお問い合わせ、サ ポート要請に対しては、どのように対応 していますか。 松尾 まず、お問い合わせをいただいた ら、すべてにご対応するのが基本です。 中には、IBM i のOS やシステムに関す るような、私どものテリトリーとは異な るご質問もあるのですが、極力対応する ようにしています。それは、お問い合わ せや、サポート要請をしてこられるのは、 お客様が困っておられるからですね。何 とかして差し上げようという気持ちにな ります。 尾崎 開発したシステムをお客様にをお 引渡しした後は、サポート要請はそれほ ど多くありません。どちらかと言うと、 今後こんなことをしたいがどう思うか、 という内容が多いですね。 田村 私も同じですね。お客様から「社 内で業務改善をしようと検討している が、何かいいシステム化案はないか?」 といったお問い合わせを頂くことがあり ます。お客様と一緒に業務改善の提案を させて頂く際、自分の存在意義を実感で き、ありがたいと感じます。 畑中 納品したシステムの仕様を問い合 わせいただくことがあります。マニュア ルを開くよりミガロ. に聞いたほうが早 くて正確だと思っておられるからでしょ うが、歓迎ですね。 尾崎 お客様のほうも、システムを自分 で動かしてから見えてくるものがあるん ですね。納品した直後には、仕様や操作 についてのご質問がよくあります。そう した時に、こうなっているとさらによ かった、という感想があった場合は、仕 様変更や改修にならない限り、修正しま す。Delphi/400 はそうした変更にも柔 軟に対応できるのがいいですね。 吉原 私の方は製品サポートなので、大 半は顔の見えないお客様からのお問い合 わせです。月に100 件程度、年にする と約1000 件ほどのお問い合わせを受け ます。当社のサポートは、電話でもメー ルでもお受けするのが特徴ですが、電話 が2 .3 割、メールが7 .8 割といっ た割合です。中には、開発の途中で行き 詰まった時の画面を逐一キャプチャして 送ってこられるお客様もいます。そうし た時は、こちらも逐一対応してご説明し ます。そうして、そのお客様から「リリー スできました」という報告をいただくと、 何ともうれしい気持ちになりますね。も Delphi/400 が本当に好きです。 Delphi/400 のファンを増やしていきたいですね。 ―尾崎浩司 お客様をサポートする時は、いつも 「プロジェクトの部外メンバー」という気持ちです。 ―吉原泰介