Tips3 ミドルウェアインストール時のCHECK項目について
Delphi/400 ミドルウェアインストール時、それぞれの項目を選択していきます。
 
インストール時のCHECK項目

インストール時のCHECK項目には次のようなものがあります。

コンポーネントの選択
SNAルータの選択
コードページの選択
セットアップの完了
   

 

 
注意点

【コンポーネントの選択】で、[AS/400ミドルウェアサーバーコンポーネント]を選択すると、IBM i (AS/400)のライブラリーCO40xがインストールされます。Delphi/400開発版/運用版を複数のPCでご使用の場合、[AS/400ミドルウェアサーバーコンポーネント]は初回時のみインストールが必要です。また、このサーバーコンポーネントをIBM i (AS/400)に転送すると、ライセンスキーを再度入力しなければなりませんので、ご注意ください。
JP-3をご利用になる場合、インストール時には【コードページの選択】でJP-1/JP-2のどちらかを選択していただき、インストール後、IBM i (AS/400)コネクションの環境設定を行う時にJP-3を選択してください。
   

 

 
CHECK項目の詳細

【コンポーネントの選択】
  開発版:
 1. AS/400 ミドルウェアサーバーコンポーネント
 2. クライアントソフトウェア - ミドルウェアコンポーネント
 3. クライアントソフトウェア - Delphi/400
  1.はIBM i (AS/400)に転送され、2.および3.はクライアントPCにインストールされます。
接続先IBM i (AS/400)に新しいDelphi/400(新規バージョンもしくはサポートリリース)をインストールする場合、初回インストール時には1.から3.まで、すべての項目にチェックを入れてください。2台目以降のクライアントPCにインストールする場合は、既にIBM i (AS/400)に1.を転送していれば、2.および3.のみにチェックを入れてください。同じバージョンの運用版を既にインストールされている場合も、2.および3.のみにチェックを入れてください。
1.を転送した後は、ライセンスキーを再度入力するまで、Delphi/400は接続できませんので、ご注意ください。
  運用版:
 1. AS/400 ミドルウェアサーバーコンポーネント
 2. クライアントソフトウェア - ミドルウェアコンポーネント
 3. Idapiドライバ
  1.はIBM i (AS/400)に転送され、2.および3.はクライアントPCにインストールされます。
接続先IBM i (AS/400)に新しいDelphi/400(新規バージョンもしくはサポートリリース)をインストールする場合、初回インストール時には1.から3.まで、すべての項目にチェックを入れてください。2台目以降のクライアントPCにインストールする場合は、既にIBM i (AS/400)に1.を転送していれば、2.および3.のみにチェックを入れてください。同じバージョンの開発版を既にインストールされている場合も、2.および3.のみにチェックを入れてください。
1.を転送した後は、ライセンスキーを再度入力するまで、Delphi/400は接続できませんので、ご注意ください。
  「Idapiドライバ」について
BDEもしくはdbExpress接続を使用する場合は、「Idapiドライバ」にチェックを入れてインストールを行ってください。
【SNAルータの選択】
   SNA/SERVER
 Rumba/95
 Rally!95
 TCP/IP
 Other
  ご使用の環境に合わせて、IBM i (AS/400)との接続に使用するルータを選択してください。
【コードページの選択】
  JP-1:
CCSIDで5026を選択し、半角カナをご使用の場合はJP-1を選択してください。
  JP-2: CCSIDで5035を選択し、英小文字をご使用の場合はJP-2を選択してください。(Unicode拡張のためBDEは対応しておりません。)
  JP-3: CCSIDで5026を選択し、英小文字をご使用の場合はJP-3を選択してください。(英小文字拡張のため、下記参照)
  JP-4: CCSIDで1399を選択し、Unicode文字をご使用の場合はJP-4を選択して、[Use unicode for JGEO fields]をチェックください。
  JP-3について
JP-3はJP-1の半角文字のコードページをCP290拡張版とすることで、英小文字を利用できるようにしたものです。このコード体系は5250エミュレータでホストコードページに「930 日本語英数カナ拡張」を利用した場合と同様に、英小文字によるコマンド入力やSQLコマンドは全てエラーとなりますので充分ご注意下さい。
このコードページの特徴はJP-1とカナの互換性を保ったまま英小文字を扱えるようにした点ですが、実際には英小文字は記号のような扱いになっているため、コマンド等には利用できません。
コマンドやSQLコマンドは、全て大文字で入力してください。
【セットアップの完了】
   1. ReadMeファイルを表示します。
 2. IBM i (AS/400)コネクションの環境設定を行います。
  1.にチェックを入れると、ReadMeファイルが表示されます。
2.にチェックを入れると、IBM i (AS/400)への接続設定画面が表示されます。