Tips4 BDEインストーラーの作り方
InstallShieldを利用すれば、簡単にBDEを含めたインストーラーが作成できます。
 
BDEインストーラーについて

InstallShieldによるアプリケーションのインストーラー作成時、[アプリケーションデータの指定|オブジェクト/マージモジュール]で「BDE_ENT」をチェックします。
BDEオブジェクトウィザードが起動されるので、その指示に従います。
インストーラーにエリアスを含めることもできます。
   

 

 
注意点

BDEのみのインストーラーは作成できません。必ずBDEを使用したアプリケーションを同時に配布するようにして下さい。
(C:\Program Files\Common Files\Borland Shared\BDE\bdedeploy.txt参照)
BDEオブジェクトウィザードの「インストールするドライバ」ではIDCO400を含める必要はありません。
(Delphi/400インストール時に、IDCO400のドライバがインストールされるため)
   

 

 
BDEインストーラーの作成方法

手順)
1. BDEオブジェクトウィザードを起動(「BDE_ENT」をチェックするか、右クリックで設定を選択します)
2. BDE設定用INIファイル名・場所を指定します。
3. BDE設定用INIファイルの設定を行います。
ドライバ
  IDCO400以外で必要なものにチェックを入れます。
エリアス
  [追加]ボタンをクリックすると、エリアスの追加画面が表れます。
既に設定されているエリアスをリストから選択するか、新しいエリアスを設定します。
BDEインストーラーの作成方法の詳細については、弊社Delphi/400開発入門コースで使用しております、株式会社アスキー「Borland Delphi7 オフィシャルコースウェア 基礎編」をご参照ください。
   

 

アプリケーションのインストール方法

Delphi/400 Deployment(運用版)のインストール前であれば、以下の手順に従ってください。
1. BDEを含めたアプリケーションをインストール(BDEインストールのため)
2. Delphi/400 Deployment(運用版)をインストール
3. エリアスを含めたアプリケーションの場合は、BDEを含めたアプリケーションを再度インストール(エリアス登録のため)
エリアスを含まないアプリケーションの場合は、再インストールの必要はありません。
Delphi/400 Deployment(運用版)インストール後であれば、アプリケーションのみをインストールしてください。