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2009_migaro_techreport_001   56 / 80

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54 用することで、容易にXML の各要素に アクセス可能になるのである。  なお、XML 文書をDelphi/400 から 使用するには、TXMLDocument コン ポーネントを使用するのであわせて覚え ておこう。  では、先程のサンプルアプリケーショ ンを改良してみよう。TXMLDocument コンポーネントを1 つ追加した後に、 XML スキーマをデータバインディング ウィザードでユニットを作成し、ソース 3 のようにプログラムを修正する。【ソー ス3】  XML スキーマの定義にもとづき、 ニューストピックの結果セット集合体や 各要素がプログラムから使用可能になっ ているのがわかるだろう。  このサンプルプログラムを実行する と、図8 のようにメモコンポーネントに トピックが一覧表示されるのである。ま た、このサンプルプログラムでは、ニュー スの件数やトピック名等がクラス変数と して取得できているのもわかる。【図8】 最後に  Web サービスをDelphi/400 から使 用するのは、SOAP であってもREST であっても容易であることがおわかりい ただけたであろう。  今回紹介した「Webservicex.Net」や 「Yahoo! デベロッパーネットワーク」だ けでなく、他にも多様なWeb サービス が提供されているので、いろいろ試して みてほしい。そして、自社のアプリケー ションとWeb サービスをどう組み合わ せるか、いろいろ検討してほしい。  自社アプリケーションにWeb サービ スを活用することで、これまで以上の利 便性をユーザーに提供できると思われる ので、ぜひともチャレンジしていただき たい。 M