Tips1 開発版インストール時の注意点について
Delphi/400 Development(開発版)インストールは、次のような手順で行います。
 
Delphi/400 Development(開発版)インストールの手順

1. IBM i (AS/400)でのTCP/IPサービスの開始
2. クライアントPCでの常駐ソフトの停止
3. Delphiのインストール
4. Delphiの起動
5. Delphi/400のセットアップ
6. IBM i (AS/400)コネクションの環境確認
   

 

 
注意点

Tips3でご説明しているCHECK項目の、【コンポーネントの選択】で[AS/400ミドルウェアサーバーコンポーネント]を選択した場合、IBM i (AS/400)にデータを送信します。この場合は、インストール作業開始前に、IBM i (AS/400)でTCP/IPサービスを開始してください。
クライアントPCでソフトが稼働していると、インストールがハングしたりエラーの起こる場合があります。ウイルス関連ソフト等の常駐ソフトも全て一旦終了してから、インストールを行ってください。
Delphiのインストール後、Delphiを一度起動してください。起動せずにDelphi/400をインストールすると、Delphi/400のコンポーネントタグしか表示されません。
Delphiをご使用いただくときは、バグフィックスが含まれているので、アップデートを必ず行って下さい。
   

 

 
インストールで不具合が生じた場合

SETUP.EXEが起動できない場合
  Delphiを含め、他のプログラムは全て終了させてください。常駐ソフトも終了させてください。
IBM i (AS/400)への転送が全く出来ない場合
  IBM i (AS/400)のFTPが動作していることを確認してください。
ユーザー名はQSECOFR、パスワードはQSECOFRのパスワードを入力してください。
IBM i (AS/400)のIPアドレスが正しく入力されているかご確認ください。
IBM i (AS/400)への転送途中で止まってしまう場合
  FTP属性をご確認ください。
コマンド「CHGFTPA」で以下のように指定してあることを確認してください。
 初期名の形式・・・・・・ NAMEFMT ----> *LIB
 初期ディレクトリー・・・ CURDIR ----> *CURLIB
Delphi起動時にDelphi/400のコンポーネントタブしか表示されない場合
  Delphiインストール後、Delphi/400をインストールする前に、Delphiを起動しましたか?
回復手順としては、再度DelphiとDelphi/400のインストールが必要です。まず、Delphi/400をアンインストール、Delphiをアンインストールしてから、Delphiをインストール、Delphiを起動、その後Delphi/400をインストールしてください。
Delphi/400 開発版 インストールについての詳細手順は、製品同梱の【Developmentインストールマニュアル.PDF】をご参照ください。