UpdateObjects/400の製品に関するFAQ
Frequently Asked Questions
UpdateObjects/400とはどんな製品ですか?
UpdateObjects/400の特徴は?
UpdateObjects/400の製品の種類には、どういったものがあるのですか?
AdministratorとClientの違いは?
ユーザー数に制限はありますか?
Administratorではどういう作業を行うのですか?
Clientではどういう作業を行うのですか?
IBM i(AS/400)上に保管されるデータのサイズはどのくらいですか?
「Delphi/400」ボタンとはどういう機能を持っていますか?
IBM i(AS/400)やPCの稼働環境はどういう条件になっていますか?
使用制限などの注意点はありますか?
IBM iを移行する場合に何か作業が必要ですか?
Answer
UpdateObjects/400はどんな製品ですか?

UpdateObjects/400は、Client/Server環境でのファイル配布ツールです。配布するファイルのデータや配布先の情報すべてを信頼性の高いIBM i(AS/400)上に保存します。

UpdateObjects/400の特徴は?

大きく次の5つの特徴があります。

1. 多数のクライアントに自動的にファイルを配布する便利なツールです。
   
2. 操作はすべてアドミニストレータPCから行います。
   
3. 信頼性の高いIBM i(AS/400)でデータを管理します。
 
4. Delphi/400アプリケーション配布時に便利な「Delphi/400」ボタンを提供しております。 (※Delphi/400 V5.1.26以降で対応)
   
5. ファイル配布前後に指定のプログラム起動や配布ファイル有効期間の設定ができます。
UpdateObjects/400の製品の種類には、どういったものがあるのですか?

製品はひとつです。その中にAdministrator用・Client用モジュールがあります。

AdministratorとClientの違いは?
Administratorモジュールは一台のIBM i(AS/400)に対して一台設定でき、このPCから全てのファイル配布の設定・管理を行います。Clientモジュールは各クライアントPCに導入するモジュールで、これを起動することによってIBM i(AS/400)に接続し、そのPCにファイルが配布されます。
ユーザー数に制限はありますか?

Client数に制限はありません。
AdministratorPCは、一台のIBM i(AS/400)に一台設定できます。

Administratorではどういう作業を行うのですか?

配布するファイルを選択、どのユーザーに配布するかの登録、ファイル配布時に事前実行するプログラムや配布後実行するプログラムがある場合はその指定、カレンダー機能を使用して配布期間の設定などの作業を行います。配布時のログも保管されているので参照することができます。これらのデータはすべてIBM i上に保管されます。

Clientではどういう作業を行うのですか?

ClientPCでは、Clientモジュールを起動するだけです。インストール時に「サービスへのインストール」を行っていれば、PCを起動するたびに自動的にClientモジュールが起動します。ClientPCからIBM i(AS/400)に接続を行い、IBM i(AS/400)上に保存されている配布ファイルや配布先ユーザーのデータを参照し、ファイルを受信します。

IBM i(AS/400)上に保管されるデータのサイズはどのくらいですか?

配布されるファイルのサイズによって異なります。ファイル配布時の設定で、データの圧縮ができます。

「Delphi/400」ボタンとはどういう機能を持っていますか?

弊社製品であるDelphi/400で開発されたアプリケーションの配布を行うためのボタンです。このボタンで必要なDLL等が自動的に選択されますので、そこに配布するアプリケーションを追加し、アプリケーション内で使用していればAliasを選択することもできます。
但し、Borland社製品DelphiのBDEを事前にインストールしておかなければなりません。

(※この機能はDelphi/400 V5.1.26以降で対応しております。)

IBM i(AS/400)やPCの稼働環境はどういう条件になっていますか?

稼働環境は次のようになっています。

IBM i(AS/400)
ハードウェア要件 ディスク容量: 約10MB
(OS/400、ライセンスプログラムおよび配布するファイル容量などは含まれません。)
ソフトウェア要件 OS: OS/400 V2R3以降
 
クライアント
ハードウェア要件 ハードディスクの空き容量
  Administrator: 20MB
  Client: 5MB
ソフトウェア要件 Administrator: 32ビットWindows環境
Client: 16ビット/32ビットWindows環境
使用制限などの注意点はありますか?

配布するファイルの種類・サイズ等に制限はありませんが、IBM i(AS/400)との通信時間やIBM i(AS/400)上での保存データのサイズが大きくなります。
また、日本語対応されておりませんので、ファイル名やフォルダ名に日本語・全角文字をお使いいただくことができません。ファイルの内容に日本語・全角文字が含まれることは何ら問題ありません。

IBM iを移行する場合に何か作業が必要ですか?

はい、必要です。
UpdateOjbects/400は、IBM i毎にライセンスキーを導入していただいておりますので、IBM i移行時には、旧IBM iからライセンスのアンインストールキーを取得いただき、新IBM iの情報に基づいた新しいライセンスキーを発行致します。
そのため、移行前にこれらの情報をご連絡いただく必要があります。

また、ライセンス移行手続きにはメンテナンスプログラムのご加入が必須となりますのでご注意ください。

手順についてはこちらでご説明してあります。

 
■ UpdateObjects/400の メンテナンス専用ページ はこちらへ