導入事例

住商モンブラン株式会社

総務部 IT企画課 課長 横田 昌宏 氏

総務部 IT企画課
課長 横田 昌宏 氏

RPGで組まれた既存の基幹システムを無駄にしたくはありませんが、IBMi(AS/400)に一番相性が良く、大量のバッチ処理が得意とはいえRPGで全てに 対応するには限界が出てきます。
入力画面についてはパソコンライクなものを、処理についてはRPGを。IBMi(AS/400)という機械の長所とパソコンの長所をうまく融合できるのがDelphi/400のいいところですね。IBMi(AS/400)の特性をフルに活用できます。
業務的にも業務のやりやすいような形でシステムが作れて、なおかつ、ある程度経営に直結するような形で効果が出せたので、トータル的に非常にバランスよくシステム構築ができました。
ミガロ.の開発は、非常に業務がわかっていると社内的に評価が高いです。レスポンスも良かった。
プログラムの品質が良かったので、テストが少なくすんだのも助かりました。
極力処理はRPGで、画面はDelphi/400でという切り分けを元々設計思想の中に入れてくれていて、RPGはうちで、Delphi/400はミガロ.で分担したので、現場から細かい要望が発生するたび、我々が持っているスキルで即時対応できます。お互いの得意分野を担当して、フォローし合いながら開発を行えたので、ミガロ.にして良かったと思います。

会社概要

会社名 住商モンブラン株式会社
本社所在地 大阪市中央区北浜4-7-28 住友ビル2号館
主要製品 白衣(医療・食品用)、サービスユニフォームをはじめ、
テキスタイル二次製品及び各テキスタイル素材の企画・生産、販売
URL http://www.scmb.co.jp/
1950年に創業以来、繊維関連のエキスパートとして、力強い発展を成し遂げてきた。
現在では、医療・介護、フード産業向け白衣「モンブラン」、サービスユニフォーム「キャリアメイト」のブランドを主軸にカジュアル、オフィスウェア、ワーキングウェアなどのテキスタイル・製品の企画・生産・販売を手掛けている。
いち早く介護ウェアの開発に着手し、環境を考慮した業界で初めてエコマーク認定のPETボトル再生繊維を使ったユニフォームを発表。
また、特需部門では、住友商事グループとの共同作業により企画・生産・物流を手掛けるメーカーとして、アミューズメント産業・食品スーパー・外食産業・レンタルユニフォーム等向けの製品作りを行っている。
住商モンブラン株式会社 製品カタログ
住商モンブラン株式会社 製品カタログ

住商モンブラン株式会社 製品カタログ


システム化の経緯

1992年にC35を導入以来、IBMi(AS/400)でシステムを構築している。そこから、MESを何回も続け、現在はi5(4機目)を使用している。IBMi(AS/400)の初期導入時に新システムを構築し、その後は機能拡張を繰り返し現在に至る。データベースは分散させず、IBMi(AS/400)に集中することを徹底したシステム設計を行っている。
従来、生産管理システムで加工指図書を発行し、工場への発注を行い、それに伴う進捗と納期の管理を行うような仕組みを運用していたが、物をいつ作っておけばいいかの判断は各担当者の勘に頼るしかなかった。そのため、本格的にシステムを構築する前にテストプラントとして、Excelで作られた生産計画表が出来た。だが、在庫データの更新が月1回のため、生産計画を作成するにはタイムラグが大きく、状況に応じた計画を立てられないことが判明。テストプラントでの結果を踏まえ、本格的なシステム構築することとなった。
Excelで作られたテストプラントの生産計画表にユーザーは慣れていたので、その使い勝手を崩さず、細かい要求に対応するために、応用の利く新たなツールで開発を行うことになった。まずはポイントとなるデータのリアルタイム性を実現できるツールを探し、Delphi/400と別ツールの2つが候補に挙がった。データのダウンロードに関しては、どちらとも機能的にほぼ似ている。ただ、フロントエンドの画面の見栄えを別ツールは手で作りこまないとならない。画面のコントロールもDelphi/400ではプログラミングすればある程度効くため、オペレーションのことも考えて、最終的にDelphi/400を採用することとなった。


BEFORE(システム導入前)

  • ■出荷計画

    本来であれば、物が出来たら在庫の数字が増えなければならないが、IBMi(AS/400)からExcelシートにデータを落としてきたときから在庫の数字は更新されない。だから、突然大口の案件が決まり、大量の発注を受けた場合でも、その数字が反映されるのはその月の末になる。気づかなくて洩れると実際には在庫切れを起こしてしまっていた。

  • ■生産計画

    生産工場担当の6名が、国内・海外に約30拠点ある協力工場の現時点から12ヵ月後までの生産計画を毎月立てていた。入荷・出荷・残高から、常に在庫がいつ切れるかを予測し、その前に生産補充するようにしていた。12ヵ月後までの生産計画のデータを一覧表示するとなると、どうしても横スクロールが必要になる。 5250画面は文字数の制限を受けて、表示できる表現力が非常に少ない。縦スクロールは出来るけど横スクロールは苦手なので、非常にやりにくい。そのため、システム担当者が1ヶ月ごとにIBMi(AS/400)内のデータをExcelに落として、1ファイル1シート1工場のExcelファイルを作っていた。30数個のファイルを作るには2日を要していた。

  • ■管理者のための照会系

    データの入力方式が個人まちまちで、実際には生産計画の立て方が平準化されていなかった。さらには、各担当者が生産計画のExcelシートをそれぞれ所有していたので、管理者サイドからデータが見れなかった。住商モンブランでは、生産(物流)に対して、即納率95%を常に維持するため在庫を確保するという方針を採っているので、在庫をうまく管理しながら生産をすることが重要になる。リアルタイムに在庫数を把握しないと状況に応じた計画が立てられないし、過剰な在庫を持ってしまう。余剰な資金が必要になるし、過剰在庫のリスクも大きくなる。そのため、全てが同じ処理で動くようなかたちにして、生産計画の平準化をしつつ全体像を把握できるような仕組みが必要になっていた。

  • ■生産管理システムとの連携

    生産工場担当者は、該当月になると、生産計画を立てたExcelファイルのデータを見ながら、5250画面で生産管理システムを立ち上げ、加工指図書と発注書を発行していた。そのため、5250画面に生産計画を立てた品番を全て再度入力するという2重入力の手間が発生していた。


AFTER(システム導入後)

画面を立ち上げたときにIBMi(AS/400)からリアルタイムの販売状況データを取り込んで表示させる。約30拠点ある各工場の、1年先までの在庫の推移状況が把握できる。

  • ■出荷計画

    前月末の在庫を基準にして、在庫数を算出し、そこから前年度同月の出荷実績をマイナスすると、どの時点で在庫数が足りなくなるのかがわかるので、追加生産の判断を担当者が行う。該当商品の売れ行きを経験から判断し、増加・減少率に見あった係数を入れると、前年度の出荷実績に係数を掛け合わせた予想値が算出される。そこから出荷計画を立てて、入荷数を計画する。
    また、出荷商品ごとに、どの材料をどれだけ使うかというデータを持っている。そこから、画面を切り替えると、商品を原材料に置き換えた出荷計画に切り替わるような仕組みも作った。

  • ■生産計画

    単品ごとの在庫の推移状況を出すと、月々の生産総数量が出るので、各工場の生産能力と生産量との兼ね合いを見ながら、商品別で生産量の調整を取っている。
    推移を見ていて前年実績と極端にかけ離れた数字があった場合は、実績の中身をすぐに調べられる仕組みも別で持っている。その年の数字を使えないと判断した場合、商品・サイズ・実績の月別データは過去4年まですぐ見られるため、さらに1年前の数字を使って計画を立てる。
    また、売上伝票の明細を過去2年、伝票1行単位までデータを持っていて、全員のPCから見られるように画面を作っているので、見たい商品の商品コードをたたくだけで履歴が確認できる。

  • ■管理者のための照会系

    生産計画を担当する課長・部長が生産計画状況をわかりやすく見られる照会系の画面を作った。照会画面から、それぞれの生産計画や全体のバランスなどが判断できる。さらに、在庫も全部金額ベースで算出しているので、在庫金額の推移状況もリアルタイムに把握できる。
    また、繁忙期の前段階で在庫がピークになるような形で備蓄生産を行っているが、その在庫の推移状況を金額ベースでつかんでコントロールし、加えて、在庫の推移状況から逆に落ち込み方も把握し、余分な備蓄を避けなければならない。そこでも管理者の判断が重要になってくる。そうした情報を管理者が即時に判断できるようなビジュアルな照会画面を用意している。

  • ■生産管理システムとの連携

    計画を立てるとボタンひとつで製造指図が自動的に流れる仕組みになっている。
    計画を入れてから、加工指図書や発注書を出したいとなれば、ボタンを押せば、生産管理システムの方にデータが流れ、加工指図書と発注書が自動的に作成されるようになった。

システム導入後

システム化の効果

IBMi(AS/400)のデータをExcelに落としこむ作業と、データの2重入力がなくなり、一月あたり約8人日の削減になった。
また、担当者本人にしか生産計画が立てられなかったのが、処理が平準化されたことにより、サブの担当でも行えるようになった。
計画を先々まで入れておいて、前準備がしておけるようにもなった。
生産計画はパソコンで、加工指図書の発行は5250画面で、というように効率の良い手段を各自で選択できるようになった。
作業に要する時間も実際かなり短縮され、仕事をシフトすることによってできた余力を他の仕事に回せるようになった。

Delphi/400画面①

Delphi/400画面①

Delphi/400画面②

Delphi/400画面②


開発環境

Tool
Delphi/400 Version5
DB Server
IBM IBMi(AS/400) Model 520 , 820 , i 5 OS400 V5.3
Team Size
3人
画面数
14画面
開発工数
約 6人月
開発会社
株式会社ミガロ. (www.migaro.co.jp)

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